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3~4段のペアになったロールの間で粉砕する現状では一番優れたコーヒーミル。個人で購入どころか喫茶店、自家焙煎店ですらみることはまずない。ほぼ工場専用ミル。
反面、意外に身近なミルでもある。
袋詰めで売っている粉コーヒーはほぼこのロールミルで挽かれたものの筈。
粒度の揃いは均質、粉砕面が綺麗で微粉も極端に少ない。
チャフも吸引分離しているのでほぼ混入がない。
- 電動グラインダー(カッティングミル含む)
向かい合って刻まれた刃や突起を持つ円盤が回転し、その間をコーヒーが通る際に粉砕されるコーヒーミル。
業務用に普及しているミルで最も一般的な形。当店もこのタイプ。
粒度分布は機種によって差異はあるが、高額な機種であってもロールミルには及ばない。構造がシンプルかつ合理的なので、性能に比して安価。おすすめ。
- 電動プロペラミル
高速で回転する刃がコーヒーに当たることで粉砕を行うコーヒーミル。
粒度のばらつきが非常に大きく、微粉も大量に生成するので安価で手に入りやすいミルではあるけれども構造的にコーヒーのミルとしては不完全なもの。
- 手挽ミル
ベアリングを内蔵した例外的な高性能ミルもあるので一概には言えないが、
電動ミルと比べると粉砕速度が遅く、一杯分の豆を挽くにも時間と体力が必要となる。
業務用として手挽ミルを使用しているコーヒー店を見たことは無いので、ほぼ家庭用ミルと言える。
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